≪ジャズマンとは?≫

いったいいつから地球は回り始めたんだろう?



ジャズマンとは?

2.7 jazzman
ジャズを聴くスピーカー「ジャズマン」は、エジソンが発明したサウンドボックスを、ボイスコイルで動作するように改良した「点駆動スピーカー」(許取得済み)をウーハーに採用しています。

蓄音機時代当時では磁石を利用する技術も無く、プラスチック技術も無かったので、十分な性能を得られませんでしたが、ボイスコイルで動作させるようにして、振動板の材質に最新の素材を選択する事で、点駆動スピーカーはジャズマンのウーハー用として現在に蘇りました。

この再来点駆動スピーカーは、フォービートのリズムを演奏するウッドベースを”再生”するのに必要な、中低音が大変クリアーなのでジャズを聴くのにも、又、追加したツイーターで高音のストリングスも綺麗に再生するのでクラシックを聴くのにもお勧めのスピーカーで、従来のホーン型やバスレフ型などと比較して、驚異的に小さな歪率を達成したスピーカーです。サウンドボックス

なお、エジソンが実際に作ったのは溝の深さをトレースするもので、その後様々な形態の蓄音機が作られましたが、その中で、特にこの1924年グラモフォン社の蓄音機HMV460ルミエール、というのは振動板の中央に棒が点で接続されていて、振動板は周りのエッジがしっかりフレームに固定接続されていて、全く駆動方法や動作原理がジャズマンの点駆動スピーカーそのものです。機械式点駆動スピーカー、ルミエールHMV460と、電磁式点駆動スピーカージャズマンJ-01X
そして、現在のオーディオシステムの大きな問題点は、サウンドボックスの構造、すなわち音を出す機構をエジソンが最初に発明したとおりの、振動板を点で駆動する構造を選択する事で解決するのです。

ルミエールの詳細→

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解決すべきオーディオシステムの問題点


自然界にある音や、楽器が出す音などの立体的に聞こえる音をマイクで録ると、立体感のないモノラルの音としてデータ化されます。なぜならボイスコイルは前後方向の単一の方向にしか運動できないので、マイクの振動板が自然の音の位相の違いにより複雑な運動をしたとしても、自然の音の球面波がいろいろな方向からマイクへ集まってきたとしても、すなわちどこから音が来たのかの情報を無視して、モノラルの平面波の音がマイクの中心点へ真っすぐ来たと仮定して動作するからです。

多分多くの人は、「マイクはその場所の現実の音を拾ったんだから、その振動板が往復振動して得られた信号を忠実にスピーカーの振動板が往復運動して音を再生 出来る事こそが最も理想的なオーディオシステムだ」と思っているでしょうけれど、実はこのままでは少し問題が有ります。

これをこのまま従来のスピーカーの振動板を平行往復運動=ピストン運動させると、振動板の面積内からは振動板のコーンの形の直進波が出て、元のマイクがあった環境の再現にはなっていません。音の出方音の出方
しかし、従来のスピーカー振動板の形状がコーン型に円錐形になっているので、振動板から直接に円錐に沿って斜め方向に出ると思われるでしょうが、それは違います。そのような事が起きるのは振動板の表面の分子より大きなものが動かされる場合です。スピーカー動作原理

振動板の表面の分子に入り込んでいる空気は、振動板がピストン運動したら、そのピストン方向に動くしかありません。なぜなら既に紙分子の中に空気分子は入り込んでいるので横には動けないからです。この結果、従来のコーン型の振動板からはコーン型の面の直進波の音が出ることになります。

この問題を解決するためには、最初から拡散波の音を出せるスピーカーを模索する必要があります。

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問題の解決策

拡散波を出すスピーカーを作るためには先ず、拡散波とはどのような性質があるのかを確認してみます。そのモデルとしての点音源から出る球面波の音は、人の左右の耳には必ず異なる位相の音として届き、片チャンネルでも立体感のある音となります。詳しくは 球面波効果 をご覧ください。

すなわち、「点音源」で音を再生する事で、上記のオーディオの問題点である、拡散波を出すことが出来るのです。

考えれば当然ですね。マイクは音を点の位置で録音したのですから、再生するには点の位置で再生するのが正しいのでしょう。

そんな理想的な「点音源」は現在世界中のメーカーが目指している目標であり、正に現在のスピーカーの最新トレンドに間違いはありません。この流れに乗り既にいくつかの製品が存在していています。


  1. 振動板が小さい卵型のスピーカー
    音源の大きさを小さい点に近づけ、且つ音が周りに拡散しやすい形状
  2. 12面体にスピーカーを配置したスピーカー
    球面波をシュミレート
  3. 円周上にスピーカーを8個配置したスピーカー
    半球面波をシュミレート


これらは従来の振動板がピストン運動するスピーカーで点音源をシュミレートしたもので、点音源の性質を高めるために焦点を小さく、すなわち振動板を小さくする必要があり、そうすると低音が出づらくなり、では低音を出すために振動板を大きくすると今度は逆に音源は点ではなくなって、点音源の焦点がボケてくる、という矛盾がありました。

しかし、この様なシュミレーションではなく、点音源の焦点の大きさがゼロの本当の意味での、すなわち単なる楽器の配置位置のみではなく、楽器の音質に関しての点音源の性質を実現するには、エジソンが発明した、振動板を点で駆動してタワミ振動で動作する構造の「点接続の原理」を利用する事で可能となる事が分りました。

すなわち、現在のオーディオシステムの大きな問題は、エジソンが発明した「点接続の原理」を利用する事で解決するのであり、これを実現したのがジャズマンのウーハーの点駆動スピーカーなのです。

詳しくはメニュー「点駆動スピーカー」へ、より詳しい点音源の音の特徴については「球面波効果」をどうぞ。

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点駆動スピーカーの効果

振動板の前と後ろから出る逆位相の音が打ち消しあうことがなく両方とも聞こえ、ユニットをボックスに設置する必要が無いので、いわゆる箱鳴りは全く無い大変クリアーな歪の少ない音を再生し、正に人類が長い間求めていた理想的なスピーカーの一つの形なのでしょう。

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どうしてジャズに適しているのですか?

はっきり言ってジャズ=4ビートジャズはもう死んだ音楽です。生き生きとした本物のジャズ演奏は60年代までの録音にしか残されていません。

とは、決して極論ではなく現在の演奏家には決して同じようなプレーは出来ません。人の考え方が変わってしまいました。

当時の録音に高い周波数は録音されていないのでハイレゾはジャズには無関係ですが、しかし、低音=ウッドベースの音はまあまあ綺麗に録音されています。

又、クラシックの音楽には低音のアタック感のある音でリズムを刻む作品はほとんど存在していませんが、その反面、ジャズやロックではベースやキックなどのように低音のアタック感のあるリズムの音が音楽の基本になっています。

低音のアタック音を再生する能力はクラシックの場合には特に必要とはしませんが、ジャズの場合は低音のアタックの音、例えばウッドベースの音を綺麗に再生する事がとても重要な必要条件となります。

すなわち、ウッドベースの音を綺麗に再生できるジャズマンは、録音にしか残されていない、既にもうこの世には存在していないマイルス、コルトレーンなど、様々な往年のジャズミュージシャンの素晴らしい演奏を生々しく現在に蘇らせて再生できる貴重なスピーカーなのです。

フォービートジャズの正しい聴き方 by ジャズマン
ジャズマンから出るベースの音は耳ではなく胸で聞こえるので、わざわざベースの音を耳で聴こうと思う必要がなく、アドリブソロに集中して聴く事ができ、すなわちそういう感覚は演奏者自身が感じながらしている訳で(私の場合はそうでした)、全演奏者(ベースマン以外!)がベースの刻むビートにジャストに乗って演奏しているのが聞き取れます。

ベースのリズムを耳で聞くのではなく体で感じながら聞けばジャズの面白さは100倍増しますよ!?

(付則1)
ジャズの4ビートにおけるベースとドラムの関係

(付則2)
特にマイルスがあまり好きではない方にオススメです。実は私自身も、マイルスのソロはイマイチだなあ、と思っていて良さを理解できていませんでした。しかし、このスピーカーでマイルスを聴いて、初めて、いかにマイルスのソロはベースのタイミングにシビアだったのか、いかにリズムのノリに緊張感が漂っていたのか、いかにマイルスのソロは神がかっていたのかが聞き取れたのです。気のせいかと思い、他のスピーカーで聴いてみたら、ああ悲し、昔から知っているルーズな演奏のマイルスに聞こえてしまいます。

(付則3)〜ジャズマンの為にジャズマンが作ったスピーカー
スピーカー発案者自身がジャズミュージシャンでしたので、いわば、ジャズマンが作ったスピーカーという事で、主にジャズを聴く方、特にジャズミュージシャン、ジャズミュージシャンを目指す方へ、ウッドベースのタイミングにどう乗れば良いのかが聞き取れるこのスピーカーをお勧めしていますが、繊細な弦楽器をクリアーに再生するのでクラシックを聴くのにも、お勧めのスピーカーです。

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自然哲学のトーラス

点駆動スピーカーの動作原理である特許「点接続の原理」の形態は、トーラス(円環)の構造と理解できます。そうして改めてスピーカー以外のものに目を向けると、

「世界はトーラスで満ちている。」

という自然哲学的な考え方が見えてきます。

これに関しては今後別サイトを作る予定ですので、興味のある方はご期待下さい。

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