≪ジャズマンとは?≫

いったいいつから地球は回り始めたんだろう?



ジャズマンとは?

2.7 「点音源」である事はスピーカーの理想的条件の一つとされています。

これを、振動板を大きくしても「点音源」として機能する点で駆動する「点駆動スピーカー」(特許取得済み)をウーハーに採用した、高い低音再生能力が必要なジャズを聴くのに適した、背面開放平板振動板スピーカーですが、繊細な弦楽器を綺麗に再生するのでクラシックを聴くのにもお薦めです。

本サイトでは、なぜジャズマンからこのようなクリアーな音が出るのかの理由が解明されたので、これを理解して頂けるように、理想的なスピーカーの条件が「点音源」である事から説明を始めます。

続いて、点音源を実現するには振動板の平行往復運動、ピストン運動ではなくて、自然界の物体が音を出すのと同じタワミ振動を利用する事で可能になる事、これを特許技術である「点接続の原理」で実用化した事を解説いたします。

高音用、超音波などではすでに実用化されているタワミ振動を利用するスピーカーですが、低中音が主体のオーディオスピーカーとしては戦後実に沢山の数のアイデアが提案されてきたものの、タワミ振動すなわち振動板の固有振動をコントロール出来なかった為に、どれもが音質的には自然の音が得られるのですが、求めるべき周波数特性を得る事が出来ませんでした。

この様な今までの欠点を解消する、タワミ振動を効果的に利用した構造のジャズマンのウーハー(フルレンジ使用)に採用した、点駆動スピーカーは、正に多くの人が待ち望んでいたオーディオイノベーションでありましょう。

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解決すべきオーディオシステムの問題点


自然界にある音や、楽器が出す音などの立体的に聞こえる音をマイクで録ると、立体感のないモノラルの音としてデータ化されます。なぜならボイスコイルは前後方向の単一の方向にしか運動できないので、マイクの振動板が自然の音の位相の違いにより複雑な運動をしたとしても、自然の音の球面波がいろいろな方向からマイクへ集まってきたとしても、すなわちどこから音が来たのかの情報を無視して、モノラルの平面波の音がマイクの中心点へ真っすぐ来たと仮定して動作するからです。

従って、より良いオーディオシステムを求めるならば、最初から片チャンネルでも元の自然界にある様な音と同じような立体感のある音を出せるスピーカーを模索する必要があります。

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問題の解決策

理想的な点音源から出る拡散波である球面波の音は、人の左右の耳には必ず異なる位相の音として届き、片チャンネルでも立体感のある音として再生させる事ができます。詳しくは 球面波効果 をご覧ください。

すなわち、マイクはある場所の「点」の位置へ収束する音をデータとして録るのですから、これを再生するには「点」から周りに音を拡散する「点音源」で音を再生する事で、上記のオーディオの問題点は解消されるのです。

そんな理想的な「点音源」は現在世界中のメーカーが目指している目標であり、正に現在のスピーカーの最新トレンドに間違いはありません。この流れに乗り既にいくつかの製品が存在していています。


  1. 振動板が小さい卵型のスピーカー
    音源の大きさを小さい点に近づけ、且つ音が周りに拡散しやすい形状
  2. 12面体にスピーカーを配置したスピーカー
    球面波をシュミレート
  3. 円周上にスピーカーを8個配置したスピーカー
    半球面波をシュミレート


これらは従来の振動板がピストン運動するスピーカーで点音源をシュミレートしたもので、点音源の性質を高めるために焦点を小さく、すなわち振動板を小さくする必要があり、そうすると低音が出づらくなり、では低音を出すために振動板を大きくすると今度は逆に音源は点ではなくなって、点音源の焦点がボケてくる、という矛盾がありました。

しかし、この様なシュミレーションではなく、点音源の焦点の大きさがゼロの本当の意味での、すなわち単なる楽器の配置位置のみではなく、楽器の音質に関しての点音源の性質を実現する方法は、タワミ振動を利用すれば可能になる事が分りました。

この考えを元に、点で振動板を駆動する事で効果的にタワミ振動を発生できる点駆動スピーカーを開発いたしました。

詳しくはメニュー「点駆動スピーカー」へ、より詳しい点音源の音の特徴については「球面波効果」をどうぞ。

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点で駆動する、点駆動スピーカーの効果

振動板の前と後ろから出る逆位相の音が打ち消しあうことがなく両方とも聞こえるので、ユニットをボックスに設置する必要がありません。

特に低音の箱鳴りは全く無いので、大変クリアーな歪の少ない低音を再生します。

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どうしてジャズに適しているのですか?

はっきり言ってジャズ=4ビートジャズはもう死んだ音楽です。生き生きとした本物のジャズ演奏は60年代までの録音にしか残されていません。

とは、決して極論ではなく現在の演奏家には決して同じようなプレーは出来ません。人の考え方が変わってしまいました。

当時の録音に高い周波数は録音されていないのでハイレゾはジャズには無関係ですが、しかし、低音=ウッドベースの音はまあまあ綺麗に録音されています。

又、クラシックの音楽には低音のアタック感のある音でリズムを刻む作品はほとんど存在していませんが、その反面、ジャズやロックではベースやキックなどのように低音のアタック感のあるリズムの音が音楽の基本になっています。

低音のアタック音を再生する能力はクラシックの場合には特に必要とはしませんが、ジャズの場合は低音のアタックの音、例えばウッドベースの音を綺麗に再生する事がとても重要な必要条件となります。

すなわち、ウッドベースの音を綺麗に再生できるジャズマンは、録音にしか残されていない、既にもうこの世には存在していないマイルス、コルトレーンなど、様々な往年のジャズミュージシャンの素晴らしい演奏を生々しく現在に蘇らせて再生できる貴重なスピーカーなのです。

フォービートジャズの正しい聴き方 by ジャズマン
ジャズマンから出るベースの音は耳ではなく胸で聞こえるので、わざわざベースの音を耳で聴こうと思う必要がなく、アドリブソロに集中して聴く事ができ、すなわちそういう感覚は演奏者自身が感じながらしている訳で(私の場合はそうでした)、全演奏者(ベースマン以外!)がベースの刻むビートにジャストに乗って演奏しているのが聞き取れます。

ベースのリズムを耳で聞くのではなく体で感じながら聞けばジャズの面白さは100倍増しますよ!?

(付則1)
ジャズの4ビートにおけるベースとドラムの関係

(付則2)
特にマイルスがあまり好きではない方にオススメです。実は私自身も、マイルスのソロはイマイチだなあ、と思っていて良さを理解できていませんでした。しかし、このスピーカーでマイルスを聴いて、初めて、いかにマイルスのソロはベースのタイミングにシビアだったのか、いかにリズムのノリに緊張感が漂っていたのか、いかにマイルスのソロは神がかっていたのかが聞き取れたのです。気のせいかと思い、他のスピーカーで聴いてみたら、ああ悲し、昔から知っているルーズな演奏のマイルスに聞こえてしまいます。

(付則3)〜ジャズマンの為にジャズマンが作ったスピーカー
スピーカー発案者自身がジャズミュージシャンでしたので、いわば、ジャズマンが作ったスピーカーという事で、主にジャズを聴く方、特にジャズミュージシャン、ジャズミュージシャンを目指す方へ、ウッドベースのタイミングにどう乗れば良いのかが聞き取れるこのスピーカーをお勧めしていますが、繊細な弦楽器をクリアーに再生するのでクラシックを聴くのにも、お勧めのスピーカーです。

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自然哲学のトーラス

点駆動スピーカーの動作原理である特許「点接続の原理」の形態は、トーラス(円環)の構造と理解できます。そうして改めてスピーカー以外のものに目を向けると、

「世界はトーラスで満ちている。」

という自然哲学的な考え方が見えてきます。

これに関しては今後別サイトを作る予定ですので、興味のある方はご期待下さい。

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